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アピアランス・デザインの必要性  

照度で示される空間に与えられる光の量。それがいかに多くとも、その空間に何もなければ何も見えません。そこにモノが存在し、光を反射して輝度をもつことで、私たちに初めてその光が見えます。ところがその見え方(アピアランス)は、背景とのコントラストによって異なります。照度から輝度へ、輝度からアピアランスへ、よりよい視環境を実現するためにはこのステップを進めていくことが必要です。 講師:中村 芳樹

アピアランス・デザイン ベーシックコース (第1期:全12回)

※枠内の左側に□印のある講義は講義名をクリックすると詳細や第一期受講者の声をご覧頂けます。

1.視覚の基礎と照明の基本要件 講師:金谷末子【受講者の声】
2.測光量と測定 講師:武内徹二【受講者の声】

3.色彩 講師:矢口博久

色には3つの要素があります。光、それによって照らされる物、そして色を感じる視覚です。照明の効果を定量化するのに欠かせない表色系はこの3要素をうまく取り入れて出来ています。

この講義では、色覚のメカニズムから始まり、色をどのように表すか、そして最後にその光によって照明された物がどう見えるのか、つまり照明の演色性について分かりやすく解説します。

1.3色理論と3種類の錐体細胞/2.等色実験と三刺激値/3.CIE XYZ表色系/4.均等色空間と色の恒常性/5.色の3要素と条件等色/6.CIE演色性評価方法/7.新しい演色評価の動き

【受講者の声】
・式等を示しながら詳しい説明をしていただき、非常に面白い講義でした。RGB表色系は負の刺激値があり、XYZ表色系が生まれた経緯の内容などは、初めて知ったので非常に興味深かったです。(S.Yさん)

【テキストについて】
それぞれの講義に使われたテキストはわかりやすくまとめられており、後から読み返しても理解できる内容であった。(O.Cさん)

4.昼光とその応用 講師:小島義包【受講者の声】
5.光源(ランプと照明器具) 講師:武内徹二【受講者の声】
6.照明の役割 講師:中村芳樹【受講生の声】
7.視環境デザインとは 講師:岩井達弥【受講者の声】

8.住宅インテリアの照明デザイン 講師:福多 佳子

Khouse住宅は、1日の疲れをいやし、明日への活力を養う場所です。そして生理的、心理的にも影響を与える光を上手に使うことで、健康維持だけでなく、より生活を楽しむことも可能となります。内装材と一体化させた間接照明は、それほどコストをかけずにグレードアップを図れるツールでもあり、視環境の観点で照明を上手に使い分けることで、住宅の質を高めるノウハウを紹介します。

1.行為の観点から多灯分散照明を検討する/2.明るさのバランスを考える/3.光色や明るさを変化させる/4.インテリアの内装材に配慮する/5.加齢に配慮する/6.照明を制御する

imgp9525【受講者の声】
・具体的な写真やイラストがとても分かり易く、大変面白かったです。身近な話題でもあるので、個人的にも自邸の照明について考え直したいと思いました。また、照明計算や測定などを主に業務で行っていましたが、この講義の後からはより照明デザインの視点から光環境を見るようになりました。(S.Yさん)
・写真、統計など具体的な例を示して頂き、分かりやすかったです。年配の方の統計は非常に参考になり、実際に年配の方と話したらその通りでした。(A.Fさん)

9.美術・博物館の照明デザイン 講師:岩井達弥【受講者の声】
10.ヘルスケア環境の照明デザイン 講師:手塚昌宏【受講者の声】
11.質感を生かす照明デザイン 講師:飯塚千恵里【受講者の声】
12.昼光・人工光を併用した照明デザイン 講師:中村芳樹【受講者の声】

アピアランス・デザイン プロフェッショナルコース (第1期:全12回)

美術館・博物館のアピアランス・デザイン 講師:岩井 達弥

京都国立博物館80-1美術館や博物館では展示物の見え方が重要ですが,それらの保護のために光量を絞ることも求めらます。入場者の視点の動きを考慮しながら、その光量にあわせてアンビエント光を設定する必要があり、さらに、光量レベルの異なる部屋を巡っての移動も考慮しなければなりません。

ここでは、具体的な展示環境の3Dシミュレーションを用いながら、これらを具体的に検討する方法を探ります。

ヘルスケア環境のアピアランス・デザイン 講師:手塚 昌宏

2ed4cdf8556520fa7bae83bd30f8ccd975a08e15std健康維持・回復力を高めることを重視するヘルスケア環境では昼光の利用が欠かせません。その際に重要となるのが,昼光と人工光のバランスです。ここでは、病室やデイルームの3Dシミュレーションを用いながら、このバランスを具体的に検討する方法を探ります。

さらに、ヘルスケア環境として重要な廊下など移動空間の見え方を3Dシミュレーションを用いて検討する方法も紹介します。