視環境設計を具体的に進めることができるUrad-Rhinoをリリースしました
REALAPS-Omniシリーズのソフトウエア群は、測光色画像(輝度・色度画像)に基づき、明示的なアルゴリズムを利用することで、空間全体の視環境設計に必要な画像を生成したり、指標を算出したりするツール群です。
視環境設計を、建築設計、工業デザイン、CG制作など幅広い分野で進めていただく際に、ご利用いただければ幸いです。
◆ REALAPS-Omni
全方位および通常画角の測光色画像(輝度・色度画像)より、輝度や明るさの分布、照度値を、チェックすることができます。全方位カメラ(RICOH THETAなど)や通常カメラで撮影したjpg画像より、簡易的に測光色画像を生成します。
- リアル・アピアランス画像生成
- 輝度画像、明るさ画像、明るさ検討画像の生成,明るさ感推定値の出力
- 画像各点の輝度、NB 値、照度(反射率を仮定)の数値表示
- 全方位の輝度、明るさ、明るさ検討画像から透視投影画像への射影変換
- 入力画像:測光色画像(輝度・色度画像)(oxyzフォーマット)
- RICOH THETA(1/25000が撮影可能な機種)や様々なデジカメで露出を変化させて撮影したjpg画像 より、簡易的に測光色画像を生成
シミュレーションで利用する場合
全方位カメラなどで使用する場合
対象:ゼネコン、建築設計事務所、施設管理(視環境)などの皆様
価格:60,000円/月(ネットワーク版3ライセンス)
◆ REALAPS-Jpeg-Creator
照明や景観の明るさ・色彩データをWEBブラウザ【あぴ探ARアーカイブ】で閲覧可能にするREALAPS-Jpeg形式ファイルを生成出来ます。
下記【あぴ探ARアーカイブ】ではREALAPS-Jpegの実際をご覧いただけます。
3ヵ月単位のサブスクリプション契約となります。
ご参考までにあぴ探ARアーカイブをご覧ください。
【あぴ探ARアーカイブ】(別ページで開きます)
いろいろな条件でアーカイブを検索することができます。
REALAPS-Jpeg画面をクリックすると値が出てきます。上記は参考画像として「明るさ」の説明です。
床や壁の反射率を入力すると照度も見ることができます。上記は参考画像として「照度」の説明です。
初期費用 2.2万円( 内訳:ご契約時手続き 1万円 / 3ヵ月分のライセンス料 1.2万円)
継続時は3ヵ月分のライセンス料 1.2万円のみとなります。
価格:12,000円/3ヵ月(ネットワーク版3ライセンス)
◆ 全方位画像解析ユーティリティU-Omni(U-Omi-Glareを含む)
U-Omniでは、居住者の健康に直結する眼前照度を任意方向で算出したり,指定した領域の立体角を算出したりできます 。またU-Omi-Glareでは、グレアの国際基準値(UGR)の計算式を全方位輝度画像の各画素に適用したグレア分布図(UGR_n分布図、UGR_n:画素の大きさが視角2度のときに「不快である(UGR=25)」となる直視グレアを1として変換された値)を作成し、視線方向を設定することにより、照明基準のUGR制限値と直接比較できるUGRを算出することができます。
- 任意方向に視線を向けたときの眼前照度、指定した光源からの眼前照度を算出
- 全方位画像で指定した領域の立体角を算出
- 全方位グレア分布図(UGR_n分布図)の生成
- 視線方向を設定することで、照明基準のUGR制限値と直接比較できるUGRを算出
ご利用にはREALAPS-Omniが必須となります。
価格:60,000円/月(ネットワーク版3ライセンス)
◆ 画像合成ユーティリティU-Com
2枚以上の魚眼測光色画像から全方位画像を生成したり、複数測光色画像の重みづけ合成により、最適調光率など検討できます。
ご利用にはREALAPS-Omniが必須となります。
価格:60,000円/月(ネットワーク版3ライセンス)
◆ REALAPS-Exr-Omni
DIALux evo のexrファイルをREALAPS-Omniに読み込むソフトです。
DIALux evoの画像を360度回転させながら切り出して、全方位画像の輝度・色度データを自動合成します。
画像位置の微調整は手動で行います。
透視投影のexr画像も読み込むことができます。
ご利用にはREALAPS-Omniが必須となります。
価格:18,000円/月(ネットワーク版3ライセンス)
◆ REALAPS-Hdr-Omni-DLL
Climate Studioを使って作成した全方位HDRファイルをGrasshopper上で直接取り込んで明るさやグレアの解析ができるようになりました。
Climate Studioの解析画像としてequirectangularを選択します。計算結果をHDRファイルとして保存したあと、REALAPS-Hdr-Omniを使ってHDRファイルをOXYZファイルに変換します。
OXYZファイルに変換したあとは、デスクトップ版のREALAPS-Omniを使った解析も可能ですし、図のようにGrasshopper上で続けて解析も可能です。図では明るさ検討画像を表示させています。
尚、これらの利用にはREALAPS-Omniのネットワークライセンスが必要です。
また、REALAPS-Hdr-Omniオプションも必要です。
価格:18,000円/月(ネットワーク版3ライセンス)
◆ REALAPS-Omni-Import
デジタルカメラ、360度カメラ、スマートフォンなどで撮影されたJPG画像や、シミュレーション・ソフトの出力画像を、OXYZ 形式に変換します。
- 各種カメラで撮影された複数枚のJPEG 画像を、準備した合成パラメータを用いて合成変換
- 2 次元色彩輝度計のcsv出力より変換
- RadianceのHDR画像、DIALux evoのEXR画像、Clum カラー のXYZ画像を変換
ご利用にはREALAPS-Omniが必須となります。
価格:36,000円/月(ネットワーク版3ライセンス)
◆ Urad-Rhino (ライノセラスプラグイン)
建築分野で多く利用されるライノセラスを利用して、光の条件を正しく設定した上で、radianceによるシミュレーションを実現し、REALAPS-Omniに入力可能な測光色画像を出力します。
ご利用にはREALAPS-Omniが必須となります。
価格:60,000円/月(ネットワーク版3ライセンス)
◆ REALAPS-Omni-Color
昼間や夜間の都市景観などの色彩調和を、トーンなどを考慮した上で、客観的、物理的な指標に基づいて検討できます。
ご利用にはREALAPS-Omniが必須となります。
価格:36,000円/月(ネットワーク版3ライセンス)
◆ REALAPS-Colorおよびその改良プログラム
REALAPS-Color は、人の目の位置で測定した測光色画像を基に、視野内のあらゆる部分に見える色を、同じ色に見えるマンセル色票(Lab* 表現)で表現します。
- 測光色画像の相互変換(XYZ, sRGB, LMSなど)
- 測光色画像のコントラスト解析,ウェーブレット変換
- 知覚色画像変換(Labコントラスト,近似マンセル色推定)
- 色弱者を想定した画像変換
- 色関係の視認性評価など
REALAPS-Colorは、お客様向けにカスタマイズして提供いたします。また、REALAPS-Colorには、REALAPS3.0の機能が含まれます。
対象:カーテン・ブラインドメーカー、素材メーカー、映像・ディスプレイメーカー、舞台照明設計などの皆様
価格:250,000円/月
◆ REALAPS 3.0 およびその改良プログラム
REALAPS 3.0 は、人の目の位置で測定した輝度画像を基に、さまざまな部分が十分視認できるかどうか、さまざまな部分がまぶしさ(グレア)をもたらさないかどうかをチェックできます。
- リアル・アピアランス画像生成(カラー含む)
- 輝度画像の相互変換
- 輝度画像のコントラスト解析,ウェーブレット変換
- 明るさ画像,明るさ検討画像,明るさ感推定値など
- 視認性評価画像(輝度),想定視力や光幕効果も加味可能
- グレア評価画像(輝度に基づくあらゆるグレア評価モデルに対応)
REALAPS3.0は、お客様向けにカスタマイズして提供いたします 。
対象:カーテン・ブラインドメーカー、素材メーカー、映像・ディスプレイメーカー、舞台照明設計などの皆様
価格:150,000 円/月
◆ REALAPS-jpeg作成(あぴ探AR関連)
・お客様から頂いた、RICOH THETAを用いて、規定の条件(あぴ探ARアーカイブに記載)で撮影された11枚の撮影画像を合成し、高解像度および低解像度のREALAPS-jpegを作成いたします。
価格:10,000 円
◆ フリーあぴ探
・あぴ探と同じ機能(明るさ検討画像をのぞく)ですが、透かし入りです。
無料
◆ その他
ご相談
・生成画像,変換画像などをデータベース,システム構築にご利用できます.
・光源の分光放射輝度,材料の分光反射率,分光透過率などの組み合わせから測光色画像を生成するプログラムを組み込むこともできます.