アピアランス設計支援ツール“REALAPS®”は、これまで不可能であると考えられてきた、建築デザインの段階で完成後の見え方を正確に予測、検討できる設計支援ツールです。

測光量に基づいたCGシミュレーション、輝度測定、明るさ(知覚色)画像、視認性画像、グレア画像、順応関数を作成・分析することにより、設計プロセス全体を通して見え方を定量的に検討することができます。

REALAPS®を用いた設計

建築設計のプロセスは図のように進んでいきます。設計段階では、まだ実現していない空間の完成予想イメージを、イメージスケッチ、模型、 CG パースなどを用いて表現し、検討していきますが、それらには現実の光、内装の色や光沢、さらには人の目の順応状態を反映できないことから、単なるイメージであると割り切るしかなく、それらが現実に「どのように見えるか」を予測しながら設計することは極めて困難でした。

アピアランス設計支援ツール“REALAPS®”を使った設計では、企画、基本計画、基本設計、実施設計といった全ての段階で同じ設計手順を踏み、データを共有化します。完成後は輝度画像を測定することにより、視環境としての性能を設計時と同じ方法で評価できます。

REALAPS®の特徴

  • 省エネルギーを強力に支援する世界初のアピアランス設計支援ツール”REALAPS”
  • アピアランスを測光量に基づいて定量的に分析・省エネルギー効率を見える化

REALAPS®の効果

  • 省エネルギーと快適性を両立させた照明環境を実現
  • 自然光を積極的に利用した快適な照明環境・照明制御を実現

REALAPS®の原理

  • 輝度画像(目に入射する光の測光量画像)から順応や対比を考慮できる画像変換法を用いて 人が知覚する明るさや見え方(アピアランス)を推定できる画像(明るさ画像など)に変換する。

product_about_pic01