アピアランス設計支援ツール『REALAPS®(リアラプス)』

用語解説

明るさに関する用語解説

輝度画像

室内のさまざまな部分の輝度の分布を画像として表したのが輝度画像です。

簡易輝度画像

スマートフォンの写真画像から簡易的に求めた輝度の分布画像です。露出オーバーの部分以外では、輝度の相対的な関係(輝度比)はほぼ保存されています。

輝度対比

ある視対象とその周辺との間で輝度に違いがある程度を示します。輝度日などで表される。輝度コントラストともいいます。

輝度分布

室内のさまざまな部分がさまざまな輝度を持って分布している状態をいいます。

明るさ尺度値:NB値

NB値(Natural Brightness value) は私たちが知覚する「明るさ」(明るさ知覚)を順応の効果や背景の対比の効果を加味して定量的に表した数値がNB値で、明るさ知覚の程度を示す尺度です。明るさ尺度スケールは、図に示すようにNB1からNB13の評定尺度で表しています。

オフィスのような部屋では、天井や壁の明るさは、NB値が7~8程度あれば明るく、NB値が6以下であれば薄暗く見えます。NB値は、輝度画像から明るさ画像に変換することによって求めることができます。

明るさ尺度値(NB値)と明るさ感との関係

明るさ尺度値と明るさ感の関係は、おおむね下記のようになります。

【NB値が4以下の領域】:暗い色であると判断され、明るさ感には影響しない。
【NB値が4~6.5の領域】:うす暗く見え、明るさ感を低下させる(D:Dark領域)
【NB値が6.5~7.5の領域】:明るくも暗くもなく見え、明るさ感に特に影響を与えない(N:Neutral領域)
【NB値が7.5~9の領域】:明るく見え、明るさ感を向上させる(B: Bright領域)
【NB値が9以上の領域】:光源と判断され、明るさ感には影響しない。

明るさ感を向上させる領域(B: Bright領域)と明るさ感を低下させる領域(D:Dark領域)の差が、明るさ感とは無関係と判断される領域(NB9以上と判断される領域とNB4以下と判断される領域)を除いた領域のなかでどのような割合(R)になっているか。

R(割合)= (B領域の面積―D領域の面積)/(D領域の面積+N領域の面積+N領域の面積+B領域の面積)

を求めれば、おおよその明るさ感を推定(明るさ推定値はEで表します)できます。

明るさ推定値(E)は下記の式から求めます。

明るさ推定値(E)=152.36+144*R

 

明るさ推定値

オフィス照明の場合、明るさ推定値が100であれば、適切な明るさ感であると判断できます。

明るさ感推定値が80~120の範囲を【A判定
明るさ感推定値が120~140未満、60~80未満を【B判定
明るさ感推定値が60未満や140以上を【C判定

とします。

 

明るさ検討画像

明るさ検討画像は、図に示すように、明るさ尺度スケール(NB1~NB13)を5段階に分けて表示した画像です。

 

コメントのポイント

  1. 多くの乗降客が利用する駅ホームやコンコースでは、明るさ推定値が80~120であることが望ましい。
  2. 床面が明るいか。(NB7.5~9)が望ましい。
  3. 天井面に取り付けられた照明器具は眩しくないか。
  4. 照明器具が天井面に反射して眩しくないか。
  5. 床面に照明器具が映り込んでいないか。
  6. ホームドアの位置や開閉の状況が判別しやすいか。
  7. パネルの表示が見えやすいかどうか。
  8. 壁側に取り付けられている照明器具が壁面(メンテナンスを考慮した光沢のある壁面など)に映りこんでいないか。
  9. すれ違う乗降客の挙動がわかりやすいかどうか。
  10. ロービジョン者の安全が確保されているか。

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